チェルシーが獲得を狙うチリ代表MFチャルレス・アランギス【写真:Getty Images】
チェルシーは来季の移籍市場に向けて、ブラジルのインテルナシオナルに所属するチリ代表MFチャルレス・アランギスに興味を示しているようだ。1日付のチリ紙『エル・メルクリオ』が報じている。
アランギスは今月26歳になるボランチを主戦場とする選手。昨年開催されたブラジルW杯でもチリ代表として4試合全てに先発出場している。チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が同選手のパフォーマンスを気に入ったようで、大会後にチェルシーのスカウトを務めるピエット・デ・フィッセル氏との接触があったとみられる。
しかし、インテルナシオナルのスポーツディレクターを務めるカルロス・ペジェグリーニ氏は「チェルシーをはじめ、どのクラブからも正式なオファーは届いていない。彼は我々のチームにとって重要な選手で、手放すつもりはない」とオファーを否定している。
また、同紙によればアランギスの獲得レースにはアーセナルも加わっているようだ。アランギスとチリ代表でチームメイトのFWアレクシス・サンチェスは、過去に「我々はマーケットについて議論している。もちろん、彼は興味深い選手だよ」と同紙に語っていたという。
ブラジル紙『ゼロ・オラ』によれば、アランギス獲得に必要な移籍金は700万ドル(8億4000万円)と見られている。
チャンピオンズリーグではまさかのベスト16で敗退となったチェルシー。果たして新戦力を南米から迎え入れることは出来るのだろうか。
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