明治安田生命J1リーグ第4節、柏レイソル戦を翌日に控えた3日、横浜F・マリノスが前日練習を行った。

　負傷者や調子を落としている選手がいる影響もあり、柏戦でトップ下としてリーグ戦初先発を飾ることが濃厚な喜田拓也だが、「いつも通り」と語り、“初”を特別意識することはないようだ。

　柏の吉田達磨監督とは横浜FMの下部組織時代に対戦経験がある喜田は、「（監督が）達磨さんになってからポゼッションサッカーが形になりつつあるなという状況で、すごくいいチーム」と相手を冷静に分析する。

　それでも「まずは自分たちのやるべきことをしっかりと出せば結果がついてくる」と、相手に合わせすぎないことの重要性を強調した。

　また、前線でコンビを組むアデミウソンとのコンビネーションにも自信を持っている。「コンビネーションとか細かいところはすごくうまいので、ワンタッチ、ツータッチでやれる距離にいることが大事」と攻撃面でのポイントを明かした。

　そして、「アデミウソンに攻撃にエネルギーを使わせてあげて、自分が守備のタスクを多く負っても、攻撃に専念させたい」と、相方の来日初ゴールに向けて“一人二役”での全力サポートを誓った。

【了】