バイエルン戦に間に合う見込みのDFマルセロ・シュメルツァー【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントは現地時間2日、週末行われるバイエルン・ミュンヘンとの大一番を前に記者会見を開き、ユルゲン・クロップ監督が同試合への意気込みを語っている。
今季も圧倒的な強さで首位を走るバイエルンをホームに迎えるドルトムント。リーグ7戦無敗でようやく調子を取り戻してきたとはいえ、まだ安定した戦いが出来ていない。
クロップ監督も「我々がバイエルンと同じレベルだとは思っていない」と、相手の強さを認めている。それでも「チャンスがないとは考えていない」と、勝てない相手ではないと考えているようだ。
そして、シャルケとのレヴィア・ダービーが良い見本と明かし「一貫して戦うことが出来た。我々の出来るすべての事をやり通した」と、今季のベストマッチとも言える試合を振り返っている。ただし「バイエルンとシャルケは違うチーム」と、全く同じではないことを理解し「アプローチは同じだが、バイエルンに対する戦いをする」と、コメント。
また、DFダビド・アラバをはじめ、相手に欠場者が多いことについて「確かにスピードのある選手3人を欠いている。しかし、スピードを失えばあなたならどうするか?次の手を考えるだろう」と、当然対策は練ってくるとし大きなアドバンテージにならないとしている。
ドルトムント側もMFオリバー・キルヒが負傷したが「(マルセロ・)シュメルツァー、(エリック・)ドゥルムは通常練習に参加する」と話し、「ソクラティス(・パパスタソプーロス)、(ケヴィン・)グロスクロイツも同様だ」と、けが人が復帰したことを明かした。
また「代表選手全員も元気に戻ってきた」と話し、紅白戦ではエースFWマルコ・ロイス、シュメルツァー、ケヴィン・カンプルなどもプレーしており、どうやら大一番に向けて準備は万端なようだ。
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