ドログバ(右)と競り合うDFオコレ【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのインテルが、夏の移籍でアストン・ヴィラに所属するデンマーク代表のDFヨレス・オコレの獲得に動くようだ。
22歳のCBは、コートジボワールで生まれ、3歳の時にデンマークへ移住。2007年に元日本代表のGK川口能活が所属していたノアシェランの下部組織に入団し、2011年のリーグ初制覇に主力として貢献した。
ユース年代の各代表で主将を務めてきたオコレは、クラブでのデビューに合わせ、同年A代表にも選出。ユーロ2012のメンバーにも選ばれ、欧州のクラブから注目を集める存在となる。
オコレは、2013年にチェルシーからのオファーを断り、アントン・ヴィラへの移籍を決断。移籍2年目となる今シーズンはリーグ18試合に出場し、徐々にトップリーグのレベルに適応しつつある。
英紙『サン』によれば、インテルを率いるマンチーニ監督は、開幕前にマンチェスター・ユナイテッドから獲得したDFネマニャ・ビディッチの代わりとして同選手を補強する意向があると報じられている。
オコレのアストン・ヴィラとの契約は2017年6月までだが、同クラブは現在、降格圏に勝ち点3差の16位。仮にチームが残留争いに敗れることになれば、同選手を引き留めることは難しいかもしれない。
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