ユナイテッドのGKビクトール・バルデス【写真:Getty Images】
今年1月にマンチェスター・ユナイテッドに加入した元スペイン代表のビクトール・バルデスがインタビューに応じ、3月31日付でクラブの公式ウェブサイトに掲載された。
V・バルデスはイングランドにやって来てからトップチームでの出場が未だになく、U-21の試合に出場することで調整を行っている。同じスペイン人のダビド・デ・ヘアが正GKとして活躍しており、レギュラー確保は難しい状況だ。
長くバルセロナで活躍した同選手は現状について、「イングランドではファーストチームでプレーしない時には、こうしてリザーブでプレーする。スペインではなかったことだ」と、母国との違いを語っている。
V・バルデスは先月10日のU-21プレミアリーグ・トッテナム戦に出場。そこでユナイテッドの本拠地、オールド・トラフォードのピッチに立った。これは2007-08シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグ、ユナイテッド対バルセロナ戦以来のことだった。
当時バルセロナに所属していたV・バルデスはこの試合で、ユナイテッドを相手にフル出場。しかし、ポール・スコールズ(2013年に現役引退)に目の覚めるようなミドルシュートを決められ、0-1で敗戦していた。その後、バルセロナを倒して勝ち上がったユナイテッドは、CL優勝を果たしている。
およそ7年ぶりに”シアター・オブ・ドリームス”(オールド・トラフォードの別名)でプレーした元スペイン代表は、「”スコールズ・デー”以来、初めてだった」と、このように表現。思い出の試合を振り返っている。
「もう一度この場所でプレー出来て楽しかった。ここはフットボールの歴史において重要なスタジアムだ。このような競技場でプレーするのはあらゆる選手の夢だと思う」
【了】