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日本代表 10年前

英国人が見たウズベク戦。「香川はまだ自信がなさそう…」「よりアグレッシブなチーム。これからが楽しみ」

日本代表は31日、ウズベキスタンと親善試合を行い5-1と勝利。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の初陣となった2連戦を連勝で終えた。この試合中、現地で取材するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時感想を聞いた。

シリーズ:英国人が見た○○戦 text by 編集部 photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography , Getty Images

「プレッシングや攻撃への意識はこれまで以上にアグレッシブ」

英国人が見たウズベク戦。「香川はまだ自信がなさそう…」「よりアグレッシブなチーム。これからが楽しみ」
青山敏弘【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

――ハリルホジッチ監督は、前日会見で「メンバーは1試合目と全く違う」と語っていました。その言葉通り、先発メンバーは全11人が入れ替えとなりましたね。

「乾に注目したい。攻撃的なポジション4つのうち、3つは本田、香川、岡崎でほぼ決まっている。あと1枠を乾、武藤、宇佐美、清武、あるいはその他の選手で争うはず。その競争の行方は気になる」

――対戦相手のウズベキスタンですが、ショーンさんはアジアカップで取材もされていますね。

「本来、彼らは非常に良いチーム。でも、今日のメンバーはアジアカップと大きく違う。GKネステロフやDFデニソフ、MFカパーゼ、アフメドフ、セルゲーフなど中心となる選手がいない。彼らはあくまでも親善試合をするために来たと思う」

――本来のメンバーとは大きく異なるわけですね。そうこうしている間に早くも青山が先制点を決めました。

「ナイスゴール! 悪くないね。コントロールが完ぺきだった。パワーよりも正確に打つことに集中した結果だね」

――新体制2戦目ですが、1戦目と比べて日本はどうでしょうか?

「プレッシングや攻撃への意識はこれまで以上にアグレッシブ。ウズベキスタンも日本がここまで早くアクセルを入れるとは思ってなかったんじゃないかな」

――やはり、プレッシングも攻撃のスピードもチュニジア戦に出た永井、武藤、川又、清武より香川、岡崎、本田、乾の方が上ですか?

「その通り。永井と武藤の方が足は速いけど、サッカーは足が全てじゃないね。頭も判断力も大事だと思う。そして、本田、香川、岡崎は何十回も一緒にプレーした経験があるね。だからスムーズに連動できる」

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