イングランド代表のMFタウンゼント【写真:Getty Images】
イングランド代表は31日、ユベントス・スタジアムで行われた国際親善試合でイタリア代表と対戦した。
前半に先制を許したイングランドは、79分に途中出場のMFアンドロス・タウンゼントが、エリア手前から起死回生の同点ゴールを決め、敗戦を免れた。試合は1-1の引き分けに終わっている。
トッテナムに所属するタウンゼントは、今季リーグ戦で先発出場が9試合にとどまっており、現地解説者からは代表のユニフォームに相応しい選手ではないと批判されていた。しかし、同選手は個人の力でゴールをこじ開け、見事に結果を残した。
英メディア『スカイ』でタウンゼントは「イタリアを崩すためには、20メートルのミドルシュートが鍵を握っていた。とても良いゴールだったと思う。同点にした後は我々の時間になったが、追加点を決めきれなかった。ただ、アウェイでイタリア相手にドローは良い結果だ」と試合後の感想を述べた。
現地解説者の意見については「私が代表に招集されているのが批判の対象になっていることは周知の事実だ。しかし、イングランドのユニフォームを着てプレーする時は常に結果を残そうとしてきた。
代表では7試合で3ゴールを決めている。この数字は重要だ。私は自分の個人的なパフォーマンスに誇りをもっている。このゴールで数ヶ月間は批判がおさまるだろう。彼らが私のクオリティーを悟ることを望んでいる」と自身の価値を示した。
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