女子サッカーで初めて導入の決まったGLT【写真:Getty Images】
FIFAは現地時間31日、6月カナダで開催される女子W杯にゴールラインテクノロジー(GLT)を導入することを発表した。
男子サッカーではすでに2013コンフェデレーションズ杯、2014ブラジルW杯で使用され、イングランド・プレミアリーグは今季からすでに導入されている。また、ドイツ・ブンデスリーガではイタリア・セリエAでは来季からの導入も決定。女子サッカーでGLTが導入されるのは今回が初めてとなる。
男子の国際大会では「ゴール・レフ」が採用されているが、女子で導入されるのはプレミアリーグが採用している「ホーク・アイ」と呼ばれるもの。
7台のカメラが多角度から瞬時にボールを撮影し、ゴールラインを超えたかどうかを判定する。また、判定結果は審判の使用する公式腕時計に振動で送られる仕組みになっており1秒以内に判定することが可能となっている。
連覇を狙うなでしこジャパンが審判の腕時計を何度も振動させることが期待される。
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