ヴォルフスブルクのベルギー代表MFケビン・デ・ブルイネ【写真:Getty Images】
ケビン・デ・ブルイネがプレミアリーグに戻ってくるかもしれない。マンチェスター・シティがベルギー代表の同選手への関心を高めているという。デ・ブルイネは今季、ヴォルフスブルクで力強いパフォーマンスを見せている。
ブンデスリーガで3位のボルシア・メンヒェングラッドバッハに勝ち点7差をつけ、2位に位置するヴォルフスブルクは、来季の欧州の舞台で躍進を目指している。デ・ブルイネはその今後のプランにおいて鍵を握る存在だ。
英紙『デイリー・メール』によると、シティは関心を強めており、バイエルン・ミュンヘン、パリ・サンジェルマン(PSG)といったクラブとの争奪戦を制してデ・ブルイネを夏に獲得できるように願っているそうだ。
しかし、ビッグクラブからの関心が高まっていることで、デ・ブルイネの代理人であるパトリック・デ・コステル氏は、23歳の同選手を夏に獲得したいクラブは4000万ポンド(約71億2000万円)を支払わなければいけないと話している。
デ・コステル代理人は先週、「ケビンに3000万ユーロ(約38億7000万円)を支払う用意をしているクラブは、現実的な感覚がないということだ」と述べた。「ケヴィンのような選手の市場価値は、5000万ユーロ(約64億5000万円)とか5500万ユーロ(約70億9000万円)、6000万ユーロ(約77億4000万円)だよ」と同選手に高い価値があると主張している。
ヴォルフスブルクがデ・ブルイネを売却すると決めた場合、彼らはかなりの利益を得ようとするはずだ。2014年1月、ヴォルフスブルクはチェルシーに1670万ポンド(約29億7000万円)を払っている。チェルシーでは9試合出場のみに終わり、デ・ブルイネはヴォルフスブルクに完全移籍。今季は公式戦で14得点24アシストを挙げている。
チェルシーもデ・ブルイネ復帰を噂されていたが、昨季ネマニャ・マティッチを獲得したことで、デ・ブルイネ復帰に再び動くことはないと同紙はみている。
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(※)本記事はインデペンデント紙との独占契約により、Football.Blueが日本での配信を行っています。