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イタリア、”プレミアの刺客”ペッレがゴールも終盤失点でイングランドと引き分け

text by 編集部 photo by Getty Images

イタリア、"プレミアの刺客"ペッレがゴールも終盤失点でイングランドと引き分け
先制点を決めたグラツィアーノ・ペッレ【写真:Getty Images】

【イタリア1-1イングランド 親善試合】

 親善試合イタリア対イングランドが現地時間の31日トリノのユベントス・スタジアムで行われた。

 イタリアはアンカーでエンポリのMFミルコ・ヴァルディフィオーリが代表デビューを果たした。一方のイングランドはEURO予選に引き続きハリー・ケインが前線を務めた。

 両チームのスターティングメンバーは以下。

イタリア(3-5-2)
GK:ジャンルイジ・ブッフォン
DF:アンドレア・ラノッキア、レオナルド・ボヌッチ、ジョルジョ・キエッリーニ
MF:アレッサンドロ・フロレンツィ、マルコ・パローロ、ミルコ・ヴァルディフィオーリ、ロベルト・ソリアーノ、マッテオ・ダルミアン
FW:エデル、グラツィアーノ・ペッレ
監督:アントニオ・コンテ

イングランド(4-3-1-2)
GK:ジョー・ハート
DF:ナサニエル・クライン、クリス・スモーリング、フィル・ジャギエルカ、キーラン・ギブス
MF:ファビアン・デルフ、フィル・ジョーンズ、ジョーダン・ヘンダーソン
   ウェイン・ルーニー
FW:ハリー・ケイン、セオ・ウォルコット
監督:ロイ・ホジソン

 17分、最初にチャンスを生み出したのはイタリア。キエッリーニのパスにダルミアンが抜けだすも、クロスはギリギリのところでクリアされる。

 29分、イタリアが先制する。コーナーキックのこぼれ球からキエッリーニがドリブルで左サイドを突破。逆足の右足でクロスを上げるとペッレが、ヘディングで流し込んだ。これでキエッリーニは直近の代表戦4試合で2ゴール2アシストと、アズーリでの好調を維持している。

 このまま前半は1-0とイタリアリードで終える。イングランドはポゼッションで相手を上回ったものの、シュートはわずかに2本と攻撃をうまく展開できない。

 後半もイタリアがチャンスを作る。左サイドを突破したダルミアンが中央のエデルにパスを通すと、GKとの1対1で股抜きシュートを放つ。しかし、これはGKハートがナイスセーブで防いだ。

 55分、イングランドが反撃する。右サイドからのクロスがファーサイドまで流れると、最後はギブスが抜けだしてシュートを放つ。しかし、これは枠を捉えることができない。

 その後もイングランドにチャンスが続く。72分、ロングボールの落下点をキエッリーニが見誤り、ルーニーがフリーで受ける。これを反転してシュートを放つもブッフォンが素晴らしいセービングで防いだ。

 79分、ついにイングランドがスーパーゴールで追いつく。途中出場のFWアンドロス・タウンゼントがバイタルエリアでボールを受けると、迷わず右足を振りぬいてゴール左上に突き刺した。

 このまま試合は1-1で終了。2014ワールドカップの再戦は引き分けに終わった。

【了】

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