ウェストハムに所属するMFソング【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのリバプールは、夏の移籍市場に向けてウェスハムに所属するカメルーン代表のMFアレクサンドル・ソングを補強リストに加えたようだ。
27歳のソングは、アーセナルの中盤を支えるアンカーとして頭角を現すと、2012年にバルセロナへ移籍。しかし、クラブの戦術に適応することができず、出場機会が激減。シーズン開幕前に1年のローンでウェストハムに加入した。今季はリーグ戦で22試合に出場している。
英紙『メトロ』によれば、リバプールは、攻撃力が年々上がるMFジョーダン・ヘンダーソンの相棒として、効果的なパス配給と広範囲なカバーリングができるソングに関心を示しているようだ。尚、同選手の移籍金は1000万ポンド(約18億円)が見込まれている。
ウェストハムは、 ソングの完全移籍を望んでいるものの、8万ポンド(約1400万円)の高額週給を支払うことに難色を示している。一方、リバプールは、シーズン後に退団するMFスティーブン・ジェラードの年俸分を同選手に使えるため、獲得には影響しないとしている。
リバプールはソングの他に、スポルティング・リスボンに所属するポルトガル代表のMFウィリアム・カルバーリョや、マンチェスター・シティに所属するイングランド代表のジェームズ・ミルナーの獲得にも興味を示している。
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