2005年に20周年の記念試合に参列したミシェル・プラティニ(左)とイアン・ラッシュ(右)【写真:Getty Images】
ユベントスがイングランドサッカー協会(FA)からのヘイゼルの悲劇30周年記念モニュメントの提供を拒否したことがわかった。30日、イギリス『BBC』など複数のメディアが報じている。
”ヘイゼルの悲劇”は1985年に発生したサポーター同士の衝突による事故。1984-85シーズンのUEFAチャンピオンズカップ(現チャンピオンズリーグ)の決勝で、リバプールのフーリガンがユベントスサポーター側に雪崩れ込み、会場であるベルギー・ブリュッセルのヘイゼル・スタジアムが倒壊した。これにより39名のユベントスサポーターが死亡した。
今年2015年で事故から30周年が経過する。ユベントスとリバプールは火曜日にトリノのユベントス・スタジアムにて記念試合を開催するが、FAはその際に記念リース(花輪)を設置することをユベントスに提案していた。
しかしながら、ユベントスはこの提案を拒否。試合を開催することに留める意向を伝えている。
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