イスコ【写真:Getty Images】
スペイン代表でレアル・マドリーのMFイスコは29日、オランダ代表との親善試合の前日記者会見で代表チームの現状と自身について言及した。
テクニカルなプレースタイルで魅せるイスコは、スペイン代表の黄金時代を引っ張ってきたバルセロナのMFアンドレス・イニエスタと比べられるが「アンドレスと理解し合うのはとても簡単。彼と比べられるのは光栄だけど彼は彼、僕はイスコだ。僕もクラブと代表で自分自身の物語を作りたい」と、母国の歴史に自身の名を刻む意欲を示した。
イニエスタが2010年にワールドカップ(W杯)の決勝点を決めた当時イスコは「バレンシアCFの寮にいてバカ騒ぎしたのを憶えている。人々がどう祝っていたか見るために車で外に出た」と、同選手がスペイン代表に一番深く歴史に名を刻んだ瞬間を振り返った。
27日に1-0で制したEURO2016グループ予選第5節ウクライナ戦に関しては「後半は前半と同じリズムではなかった。彼等は良いプレスをかけ、我々のプレーを難しくした」と、チームの同試合でのぎこちない後半を説明した。
得点力に長けていないスペイン代表だが、イスコは「ここ最近は沢山ゴールを決めてはいないかもしれないけど、ゴールチャンスはいっぱいあるし次の試合ですぐ変わるかもしれない」と、気にしない姿勢を示した。
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