モナコのレオナルド・ジャルディム監督【写真:Getty Images】
解任が噂されるミランのフィリッポ・インザーギ監督の後任候補に新たな名前が挙がった。
スペイン紙『マルカ』は27日、現在モナコで指揮を執るレオナルド・ジャルディム氏が有力候補であると報じている。
ジャルディム氏は1974年生まれの40歳で、若いころから指導者としての道を歩んできた。これまでブラガ、オリンピアコス、スポルティング・リスボンなどを率いてきた実績がある。
今季開幕からチームを任されたモナコでは、ハメス・ロドリゲスやラダメル・ファルカオを失ったにもかかわらず、CLベスト8に進出し、国内リーグでは4位につけるなど優れた手腕を発揮している。
ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOはジャルディム氏のポルトガル時代の実績を高く評価しているようで、来季からチームに招き入れることを検討している。
しかし、ジャルディム氏とモナコの契約は2016年夏まで残っており、1年の延長オプションもついているとあって、引き抜きハードルは低くない。
セビージャのウナイ・エメリ監督や、エンポリのマウリツィオ・サッリ監督、フィオレンティーナのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督、サッスオーロのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督など、ミランの新監督候補には多くの名前が挙がっている。
果たして、来季のミランのベンチには誰が座っているのだろうか。本田圭佑のプレーにも大きな影響が出るため、注目が集まる。
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