リーガのマークに苦しむルイス・スアレス【写真:Getty Images】
バルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレスは新天地でのマークに苦しんでいる。英紙『リバプール・エコー』が報じた。
同選手は昨夏リバプールからバルセロナに移籍金8100万ユーロ(約105億円)で移籍した。イングランドからリーガ・エスパニョーラに移籍したことで、スアレスはプレースタイルの変化に直面しているようだ。同紙に対し次のようにコメントしている。
「今はよりスペースがないところで試合をしなければいけない。これはリバプール時代よりも、プレーを難しくさせるね。バルセロナのスタイルは僕にとって新しい世界なんだ」
ワールドカップでイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニに噛み付いた問題で、同選手はクラブサッカーにおいて、10月25日のレアル・マドリー戦・クラシコまで出場停止処分となっていた。ナショナルチームでは、公式戦9試合の出場禁止処分が下っている。これにより、スアレスは来夏行なわれるコパ・アメリカに出場することができない。
これについて同選手は、「あまりにも長すぎる」と不満を漏らしている。
「FIFAは既にクラブサッカーで僕に制裁を加えた。なんで代表でも同じようにされないといけないか分からないよ。どちらか一つでならいい。でも両方は納得がいかない」
夏にはバルセロナが仲裁裁判所に処分軽減を訴えられるも、結局要求が認められることはなかった。代表チームでのスアレスの活躍が見られるのは、遠い先の話になりそうだ。
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