イタリア代表のDFダルミアン【写真:Getty Images】
セリエAのインテルが、夏の移籍市場でトリノに所属するイタリア代表のDFマッテオ・ダルミアンの獲得を狙っている。
25歳の左右兼用SBは、ミランの下部組織で育つと、2011年にトリノに加入。各年代でのイタリア代表でプレーし、2014年6月のブラジル・ワールドカップではグループリーグ3試合全てで先発した。今季はリーグ戦24試合に出場し、ヨーロッパリーグではチームのベスト16入りに貢献している。
伊紙『ガセッタ・デッロ・スポルト』によれば、インテルはダルミアンに高い関心を示しているものの、トリノが移籍金2000万ユーロ(約26億円)を要求しているため、交渉は難航する可能性を報じている。
しかし、同クラブは、複数の若手選手を交換要員にすることで、移籍金の埋め合わせを考えている。トリノとインテルが共同保有するMFマルコ・べナッシと、若手有望株のFWガストン・カマラを買い戻し条項付きで譲渡する構えを見せているようだ。
ダルミアンには、ローマやナポリ、さらにはバイエルン・ミュンヘンも関心を示しており、争奪戦は避けられない見通しだ。
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