ケヴィン・デ・ブルイネの移籍を悔やむエデン・アザール【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのチェルシーに所属するMFエデン・アザールが昨季ドイツ・ブンデスリーガのヴォルフスブルクにMFケヴィン・デ・ブルイネが移籍してしまったことを悔やんでいる。現地時間27日のフランス『レ・キップ』で明かしている。
昨季1月にチェルシーからヴォルフスブルクへ移籍したデ・ブルイネ。今季は公式戦で14得点21アシストを記録。リーグ2位、ヨーロッパリーグベスト8進出の原動力となっている。
ベルギー代表の同僚でもあるアザールはデ・ブルイネについて「クラブでも一緒にプレーしたかった」と、移籍してしまったことを嘆いた。
さらに「彼がもし残っていれば、僕らはもっと強かった」と、感じている。そして「彼は素晴らしい選手の1人だ。でもジョゼ・モウリーニョは彼を放出することを決めてしまった」と、監督の決断を悔やんだ。
しかし「彼は今、先発で出場している。彼にとっては良かったかもしれない。ティボ・クルトゥワを見ればわかるだろう」と、今季から正GKとしてゴールマウスを守り続けているクルトゥワを例に挙げ、出場することが大切だと話した。
移籍してしまったことは残念と感じているアザールだが「彼は素晴らしいキャリアを過ごしている」と、ベルギー代表の同僚の成功を喜んでいる。
”赤い悪魔”の攻撃をけん引する2人は、代表で再び同僚として現地時間28日(日本時間29日)、EURO2016予選のキプロス戦に臨む。
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