バルセロナのMFアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images】
バルセロナのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、2人の指揮官について自身の見解を述べた。26日付のスペインメディア『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。
「ルイス・エンリケとペップ・グアルデオラのどちらが優れた指揮官か」と聞かれたイニエスタは「選びたくはない。彼らはどちらも自らのクオリティを証明してきた」と、比較することを避けた。
「彼らは異なる監督だ」と述べながらも「どちらも24時間フットボールのことを考えている」という共通点を語ったイニエスタ。「彼らを監督として、そして人として知り合えたことを光栄に思う」と2人の監督から指導を受けられたことに喜びの表情を見せた。
現在はバイエルン・ミュンヘンを率いるグアルデオラ監督は、08/09シーズンから4年間バルサを指揮し、リーガ3連覇に加えて2度のチャンピオンズリーグ制覇など数々のタイトルを獲得。一方のL・エンリケ監督は今季からバルサの監督に就任し、先日行われた宿敵レアル・マドリーとの“クラシコ”にも勝利するなどして首位をキープしている。
イニエスタは「ペップは全てを勝ち取った」としながらも、L・エンリケ監督の下では「ヨーロッパ、そして世界の頂点に戻ることを狙う」と、再び多くのタイトルを獲得することへの意気込みを語った。
【了】