ブラジル代表を警戒するフランス代表FWカリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】
フランス代表は26日、サンドニでブラジル代表との親善試合を行う。この一戦に向けて、フランス代表FWカリム・ベンゼマが意気込みを語っている。25日付の英紙『BBC』が伝えた。
ブラジルは昨年母国で開催されたワールドカップでドイツに1-7と歴史的敗戦を喫し、続く3位決定戦でもオランダに0-3で敗れるなど、ショッキングな形で大会を終えた。
しかし、ワールドカップ以降の親善試合では6試合で14得点1失点と、王国復活の兆しを見せている。
これについてベンゼマは「彼らは何と言おうと素晴らしいチームだよ」とブラジルを称賛。「ワールドカップの後、彼らは復活を遂げた。自由に得点を奪えているし、失点もしていない。今回の試合で有利なチームはない」と、“セレソン”への警戒を強めている。
フランスは来年、ホスト国としてEURO(欧州選手権)を戦う。ポーランドとウクライナの共同開催となった前回大会では優勝国スペインの前に敗れ、ベスト8敗退となったフランス。
母国開催となる大会に向けてレアル・マドリーのストライカーは「僕達は良い試合が出来ている。苦しみながらも勝てることを示してきた。(EURO2016は)タフな試合になるだろう」と難しい大会になることを予想した。
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