放出が噂されるマルコ・ロイス(右)とマッツ・フンメルス(左)【写真:Getty Images】
前半戦の絶不調から抜け出し、10位まで浮上しているボルシア・ドルトムント。欧州圏内である6位アウクスブルクまで勝点差「5」に縮めているが、それでも来夏の主力放出は免れないようだ。英紙『デイリー・メール』が報じている。
ドルトムントの主力の中で最も放出の可能性が高いとみられているのがDFマッツ・フンメルスだ。同紙によれば、マンチェスター・ユナイテッドが移籍金3500万ポンド(約62億円)を用意しているとされている。
また、契約延長を果たしたばかりのFWマルコ・ロイスも、バルセロナが獲得を狙っており、引き止めることは困難を極めるとみられている。MFイルカイ・ギュンドアンも契約延長に難航している状況だ。
過去には香川真司、マリオ・ゲッツェ、ロベルト・レバンドフスキなど、数々の主力を引きぬかれながらもチームの競争力維持に成功してきたドルトムント。それでも、今季はついにリーグで大きく成績を落としてしまった。来夏さらに主力を放出することになれば、さらなるチーム力低下は避けられない事態となりそうだ。
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