ヴェルトンゲン(右)とのコンビ再結成を望むDFアルデルワイデルト【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンに所属するDFトビー・アルデルワイデルトが、今シーズン終了後にトッテナムへ移籍する意思をほのめかしている。
英紙『テレグラフ』によれば、アイデルワイデルトは、アヤックス時代にCBのコンビを組み、代表でも同じチームでプレーするDFヤン・ヴェルトンゲンと、再びクラブで共に戦うことを夢見ているようだ。
「またヤンとプレーしたいんだ。移籍交渉はもう少し後の話になるだろう。私の未来はアトレティコ次第だからね。ただ、プレミアリーグには残りたい。いくつかのビッグクラブが私に関心を示していることは、自分がこの国ででうまくいっているという証拠だからね」
26歳のアイデルワイデルトは、2004年にアヤックスの下部組織に加入。ヴェルトンゲンとは10代の頃から旧知の仲であり、ともにクラブのリーグ連覇にも貢献している。
また、同選手は今季、アトレティコ・マドリーからサウサンプトンにローンで加入し、ロナルド・クーマン監督のもとリーグ最少の失点数を誇る守備陣のリーダーとして奮闘。チームはチャンピオンズリーグ出場権獲得も狙える位置につけている。
サウサンプトンは、同選手を680万ポンド(約12億円)で買い取れるオプションを保有している。しかし、アトレティコは150万ポンド(約2億5000万円)で契約を破棄できるため、最も高額な移籍金を支払えるクラブが獲得に有利となる。
アトレティコは1000万ポンド(約18億円)ほどの移籍金を見込んでおり、トッテナムの他にも、マンチェスター・シティやチェルシーも同選手の獲得に関心を示している。
トッテナムは今季、プレミア30節終了時点でリーグ16位の45失点を喫しており、来シーズン向けて守備陣のテコ入れが急務となっている。
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