ブラッター会長次第で2026年W杯招致を検討するグレッグ・ダイクFA会長【写真:Getty Images】
イングランドが2026年のW杯開催国招致を検討しているようだ。現地時間24日の英紙『BBC』が報じている。
イングランドサッカー協会(FA)のグレッグ・ダイク会長は同紙に対して、FIFAのゼップ・ブラッター会長が残るなどの要因に依存するとしつつも、可能性は否定していない。
ブラッター会長については2018年のロシア、2022年のカタールの開催地決定で不正疑惑があったとされているためと見られている。2018年の開催地として立候補していたイングランドはロシアに敗れ、13大会ぶりの開催は叶わなかった。
それを踏まえてダイク会長は、元マンチェスター・ユナイテッドCEOのディビッド・ギル氏がFIFAの理事に任命されたことでイングランドの影響力を証明できたと感じている。
そして「もし、ディビッドが正しいシステムを確立することが出来れば公正なものになるだろうし、納得できるものとなるだろう」と、期待をした。
しかし、「現状、ブラッターがいる限りわれわれは何もできない」と、あくまでブラッター会長が辞めない限りは変わらないとしている。さらに「多額の金が動いている。我々に(勝つ)チャンスは無いし、何もできない」と、漏らした。
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