4選手が退場処分となったフラメンゴ対バスコ・ダ・ガマの一戦(写真:『フットボールブルー』より)
ブラジルのジョアン・バティスタ・デ・アルダ主審は、リオデジャネイロのライバルであるフラメンゴとバスコ・ダ・ガマの一戦で、選手たちをコントロールできなかったようだ。
勝ち点2差に4チームがひしめく激しいタイトルレースの最中で、そのうちの2チームが直接対決するとあって、緊張感は高まっていた。
極めて穏やかな一戦だったが、試合終了5分前に両軍選手がヒートアップすることになった。両軍のコーチ陣やベンチメンバーもピッチに乱入し、選手たちは互いを突き飛ばし、追いかけまわす事態になった。
4人の審判団はピッチ中央に集まって話し合いを実行。バティスタ・デ・アルダ主審はおよそ1分30秒間で続けざまに両チームの2選手ずつ、計4選手を退場にしている。
フラメンゴはアンデルソン・ピコとベンチメンバーのパウリーニョ、バスコ・ダ・ガマはパブロ・ギニャスとベンチメンバーのベルナルドが退場となった。
なお、試合はフラメンゴが2-1で勝利している。
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(※)本記事はインデペンデント紙との独占契約により、Football.Blueが日本での配信を行っています。