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ランパード、ペジェグリーニ解任には早すぎると主張

text by フットボールブルー photo by Getty Images

ランパード、ペジェグリーニ解任には早すぎると主張
マンチェスター・シティのMFフランク・ランパード【写真:Getty Images】

「解任に関する質問はやめてくれよ」。ウェスト・ブロムウィッチ戦で3-0と勝利を収めたマンチェスター・シティのマヌエル・ペジェグリーニ監督は、エティハド・スタジアムの廊下で待ち受けていた報道陣に笑顔でこう語った。

 勝利はしたものの、首位チェルシーとの勝ち点差い未だ縮まらず、昨季プレミアリーグを制したペジェグリーニ監督は今季2位という順位にいながらも解任の噂が浮上している。

 シティは、アブダビグループがオーナーになってから「ほかの独裁者たちのように毎年監督を解任することはない」と強調してきたが、その“独裁者”とは他でもないチェルシーを指している。チェルシーはジョゼ・モウリーニョ、カルロ・アンチェロッティ、ロベルト・ディ・マッテオといった、タイトルを獲得しながらも監督を解任してきた。

 チェルシーで13年間プレーしたフランク・ランパードは「僕らはバカじゃない。シティのようなクラブはチェルシーと同じだ。毎年リーグのトップを争いたいと思うんだよ。監督と選手は常にプレッシャーにさらされている」と話す。

「そこに大きな違いはないと思う。もちろん、僕は監督に起きるかもしれないことを気にしたりはしていない。意味がないよ。自分がやることに集中しなければいけない。

 サッカーは面白いものだ。チェルシーで僕らがダブルを果たしたとき、僕らはCLでインテルに敗れて、プレミアリーグでは苦しんでいた。誰もがアンチェロッティ監督が解任されると騒いでいたよ。でも、僕らはダブルを達成した。サッカーでどんなことがあり得るのかを示しているだろう。

 シーズンのこの時点で、あれこれ判断したりはできないと思う。選手や監督が来季もいるかどうかを問う時期ではない。そういう話をするには早すぎるんだ」

 シティがチェルシー相手の挽回を望むのなら、残り8試合を全て勝たなければいけない。

【了】

(※)本記事はインデペンデント紙との独占契約により、Football.Blueが日本での配信を行っています。

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