ハビエル・マスチェラーノ【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラの第28節が現地時間22日に行われ、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでレアル・マドリーと対戦して2-1で勝利した。
バルサのMFハビエル・マスチェラーノは試合後、スペインTV『カナル+』で前半の試合内容について「ゲームをコントロールできない時、マドリーは世界最高のリズムでプレーを仕掛けてくる」と、ライバルの鋭いプレーに敬意を払った。
「出だしは良かったけど、同点弾によって彼等は調子を取り戻した。我々はスペースを与え過ぎてボールロストもあり、前半は相手の方が優勢だった。それが現実だ。それでもその後、我々は体制を整えてゴールを決めることができた」
1点目はセットプレー、2点目はロングボールから生まれたが、バルセロナの流儀とも言えるポゼッションについて訊かれた際「全てがフットボールである。ポゼッションのみではない」と、プレースタイルに関して柔軟性を示した。
「このチームには独自のスタイルがあり、サポーターの好みだから尊重する。しかしフットボールには色んな局面がある。プレスもあり、苦しまねばいけない時は苦しみ、セットプレーを活かすこともある。我々は今の様な完全なチームになる必要がある」
なおマドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドとの小競り合いに関しては「彼の進撃を止めるためにファウルを犯し、彼は悪意無しに怒っただけだ。ピッチ上でよくある事だ」と、気にしない姿勢を示した。
また、勝ち点差を4に広げたことによってリーガ優勝は近いかと訊かれた際「まだ延々と試合があるし、チャンピオンズリーグ(CL)もある。アクセルペダルから足を離すのは間違いだ。我々は正しい道のりを見つけ、このまま進まねばならない」と、気を引き締めた。
【了】
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