先制ゴールを決めたエデル【写真:Getty Images】
【サンプドリア1-0インテル セリエA第28節】
イタリア・セリエA第28節が現地観戦の23日行なわれ、インテルはアウェイでサンプドリアと対戦した。
日本代表DF長友佑都が負傷、DFダビデ・サントンが発熱など、守備陣に多くの離脱者を抱えるインテルはDFファン・ジェズスを左サイドバックに起用した。一方のサンプドリアは新加入組であるカメルーン代表FWサミュエル・エトーとコロンビア代表FWルイス・ムリエルが前線を構成する。
両チームのスターティングメンバーは以下。
サンプドリア(4-3-3)
GK:エミリアーノ・ヴィヴィアーノ
DF:ロレンツォ・デ・シルベストリ、マティアス・シルベストレ、アレッシオ・ロマニョーリ、ヴァスコ・レジーニ
MF:アフリーエ・アクアー、アンジェロ・パロンボ、ロベルト・ソリアーノ
FW:エデル、ルイス・ムリエル、サミュエル・エトー
インテル(4-3-1-2)
GK:サミール・ハンダノビッチ
DF:ダニーロ・ダンブロージオ、アンドレア・ラノッキア、ネマニャ・ヴィディッチ、ファン・ジェズス
MF:マルセロ・ブロゾビッチ、ガリー・メデル、フレディ・グアリン
ジェルダン・シャキリ
FW:マウロ・イカルディ、ルーカス・ポドルスキ
ロベルト・マンチーニ監督とシニシャ・ミハイロビッチ監督の師弟対決となった、この試合。序盤は両チームともに縦に速い攻撃の応酬となる。
11分、サンプドリアにビッグチャンス。エデルが右サイドを駆け上がると、中央のムリエルにフライスルーパスが通る。これをシュートするもミートせず、ボールは大きく枠を外れた。
対するインテルもサイドからチャンスを作る。14分、左サイドに流れたシャキリにスルーパスが通ると、中央のイカルディにクロスを放つ。これをヘディングで合わせたものの、クロスバーを超えた。
その後もカウンターの応酬となる。35分、ムリエルが一人で30mほど左サイドを持ち上がると、中に切り返してシュートを放つ。これはクロスバーの上に外れる。
このまま前半は両チーム得点を奪えず、0-0で折り返す。
64分、ついに均衡が破れる。フリーキックからエデルが素晴らしいキックほ放つと、ボールはゴール右隅に突き刺さった。
追いつきたいインテルはブロゾビッチに替わってFWロドリゴ・パラシオを投入する。布陣も4-3-3に切り替える。
しかし、その後もサンプドリアが集中した守備をみせ、試合は1-0で終了。師弟対決はミハイロビッチに軍配が上がった。
この敗北でインテルはELヴォルフスブルク戦に続いて2連敗を喫している。
【了】