アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督【写真:Getty Images】
【ニューカッスル 1-2 アーセナル プレミアリーグ第30節】
プレミアリーグ第30節が現地21日に行われ、アーセナルはアウェイでニューカッスルと対戦して2-1の勝利を収めた。
アーセナルは前半を2点リードで折り返したが、迎えた後半開始早々に1点を返されて流れは一変。ニューカッスルに主導権を奪われ、シュート数、チャンスメイク数などで上回られながらも、1点を守ってなんとか勝ち点3を手にした。
試合後の記者会見に臨んだアーセン・ヴェンゲル監督は、次のように過密日程の過酷さを語っている。
「我々はこの2週間で4試合を戦っている。そのうち3試合がマンチェスター、モナコ、そしてここ(ニューカッスル)でのアウェイゲームだ。すべてに勝利したが、最後はさすがに足が止まってしまい、ラスト40分は厳しかった」
しかし、この試合が終われば代表ウィークに入るため、多くの選手はつかの間の休息を取ることができる。次節は来月4日のリバプール戦という大一番だが、ヴェンゲル監督は「数人の選手は非常に疲れていた。彼らが元気に帰ってくることを祈ろう」と選手たちを気遣った。
この試合でリーグ戦6連勝を飾ったアーセナルは、2位のマンチェスター・シティに勝ち点1差まで迫っている。残り8試合で、2位に浮上できる可能性は十分にあるが、ヴェンゲル監督は「まだ何も終わっていない。我々が目指すのは目の前の試合に勝ち続けることだ。すべての試合が最後の瞬間まで戦いなんだ」、「我々はトップ4に入るのが重要だとよく知っている。あとは一歩ずつ、試合から試合へ、だ」と気を緩めることはなかった。
アーセナルはホームでのリバプール戦の後、バーンリー戦、FA杯レディング戦と続き、4月26日にチェルシー戦が控えている。マンチェスター・ユナイテッドとの対戦も残しており、最後まで気の抜けない戦いが続きそうだ。
マッチレポートはこちら:https://www.footballchannel.jp/2015/03/22/post78202/
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