セレッソ大阪加入時のFWディエゴ・フォルラン【写真:Getty Images】
セレッソ大阪のFWディエゴ・フォルランは12日、ウルグアイ代表からの引退を発表した直後、ウルグアイラジオ『スポーツ890』で母国1部リーグ、ペニャロールでの引退の可能性について言及した。
以前からペニャロールへの移籍が噂されていたフォルランは、自身が愛するチームでの現役引退の可能性に関して「今日においてペニャロールでプレーできることはより実現可能に思えてきた」と、同クラブの期待を膨らませた。
しかしフォルランは、将来ペニャロールでキャリアに幕を閉じる願望を主張すると同時に「選手としてここ(日本)に来た。J1昇格に役立ちたい」と、セレッソ大阪との契約延長を希望しているともとれる発言をした。
シーズンオフに母国に帰国していたフォルランは「その間ペニャロールのサポーターは、チームに移籍する様に愛情を示してくれた」と述べるも「慎重に様子を見なければいけない」と、明言を避けていた。
対してペニャロールのフアン・ペドロ・ダミアニ会長は同日、ウルグアイ『オバシオン・ディヒタル』に「ワサップ(ウルグアイ版LINE)を通じて連絡を取っている。この前は『6月に待っているからこれ以上活躍しないでくれ』と言ってやった」と明かした。
そして、「彼はここが彼のホームであり、常に彼が欲しかったと判っている。今現在、獲得の条件が整ってきていると思う。もし実現した場合、叶った夢だ」と付け加えた。日本のファンと同様にフォルランへの強烈なラブコールを送っている。
フォルランのセレッソ大阪での契約は今夏まで。日本とウルグアイ、双方から愛されている英雄はどのような決断を下すだろうか。
【了】
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