「エンドー抜きの俺は、ピッチに立てなかった」――ACミラン、インザーギ監督
バロテッリ、インザーギ、マルディーニなどのレジェンドプレーヤーたちを支えたACミランの現役メディカルトレーナーの遠藤友則。
16年以上に渡って、選手とクラブを支えてきた『遠藤友則』がどのようにしてミランの選手たちは信頼していったのか。また、イタリア最先端の理論と日本の違いや名選手とのエピソードとを明かす。
【もくじ】
第1章 トレーナー遠藤友則
第2章 その国の形
第3章 日本の蹴球からイタリアカルチョへ
第4章 山あり谷ありの海外経験
第5章 勝利への黄金律
第6章 適者生存
【プロフィール】
遠藤友則
1961年静岡県生れ。サッカーの町・清水に育ち、清水FCを皮切りに、清水東高、日本大学に至るまで、すべてのカテゴリーでキャプテンを務めた。静岡県代表として臨んだ宮崎国体で、試合中に負った膝の怪我を機にメディカルトレーナーへの道を志す。清水エスパルスを経て、ACミランにて現在、16年目のシーズンを送っている。インザーギやマルディーニ、シェフチェンコ、ガットゥーゾなど多くの選手に愛され、その独自の手法は「エンドーチェック」と呼ばれている。
小松孝
1965年横浜生まれ。大手マスコミ勤務を経て2005年に独立後、それまでの金融証券やIRなどに加え、スポーツ関連の執筆も始めた。2012年からは2年間、ドイツ・デュッセルドルフに居住し、欧州サッカーに歓喜する日々を送る。現在は、サッカージャーナリスト兼作家として活動する傍ら、世界200ヶ国への再出発へ向け、日本で準備中。