後半終了間際に同点ゴールを決めるDFダビド・ルイス【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するブラジル代表のDFダビド・ルイスは、11日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の2ndレグで古巣チェルシーと対戦し、後半終了間際に起死回生の同点ゴールを決めた。
ホームでの1stレグを1-1で終えていたPSGは、31分にFWズラタン・イブラヒモビッチが退場すると、前半途中から数的不利に。後半から延長戦にかけて相手に2度もリードを許したが、セットプレーからD・ルイスとDFチアゴ・シウバのゴールでドローに持ち込み、アウェイゴールの差で準々決勝に駒を進めた。
英メディア『スカイ』でD・ルイスは「得点できて良かった。ゴールセレブレーションはしないと言ったけれど、感情的になって自分を抑えることが出来なかった。私を支えてくれたチェルシーには感謝しているし、あんな振る舞いをしてすまないと思っている。
PSGは私のキャリアを向上させる機会を与えてくれる。チェルシーではとても幸せだったが、あそこでのサイクルは終わったんだ。でもここにいる選手には敬意を払っている。
今夜は特別だ。すべての選手が全力を出し切った。我々は一人少ない試合でも勝利するために挑み続けたんだ。次のラウンドに進めることを嬉しく思う。CL制覇は長く険しい道のりだ。多くの試合が残っているし、我々は地に足をつけて前進し続けなければならない」と喜びをかみしめた。
D・ルイスは2011年1月にベンフィカからチェルシーに加入すると、2年半の間でCL1回、ヨーロッパリーグ1回、FAカップ1回制覇に貢献。しかし、ジョゼ・モウリーニョ監督が復帰した昨シーズンからはスタメン出場が減少し、夏に移籍金4000万ポンド(約72億円)でPSGに移籍していた。
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