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鈴木&中島が4得点! U-22日本の国内初お披露目はミャンマーに9点大勝

text by 編集部 photo by Getty Images

日本ミャンマー
4得点と爆発した鈴木武蔵【写真:Getty Images】

【日本 9-0 ミャンマー 国際親善試合】

 来年のリオデジャネイロ五輪出場を目指すU-22日本代表が11日に国際親善試合を行い、同年代のミャンマー代表と対戦した。

 試合前のウォーミングアップ中に川崎Fの大島が負傷して出場を回避するというトラブルがあったが、代役に原川が急きょ先発に名を連ねた。

 日本の先発メンバーはGKに櫛引、4バックは右から松原、岩波、植田、山中、中盤の底に原川と遠藤、2列目に荒野と中島、2トップに浅野と鈴木が起用された。

 8分、左サイドの深い位置でボールを奪った中島がエリア内にパスを送り、走りこんだ原川がフィニッシュに持ち込む。シュートは甘いコースに飛んだが、GKがまさかのキャッチミスを犯し、最後は鈴木が押し込んで日本が幸先よく先制点を手にした。

 さらに13分、今度はゴールを挙げた鈴木からのラストパスを受けた中島が、GKのセーブをかいくぐるシュートを沈めた。

 続いて21分、今度はCKに岩波が打点の高いヘディングで合わせて3点目をゲット。相手GKも呆然と立ち尽くすだけだった。

 その4分後、左サイドをオーバーラップした山中の正確なクロスに鈴木が頭で合わせて自身2得点目。日本は早くも4点のリードを得た。

 41分、中島、荒野との連携でゴール左に侵入した鈴木がフリーで体勢を整え、角度のないところからファーサイドのゴールネットにシュートを叩き込んでハットトリックを達成。

 直後の42分には中島が遠藤のスルーパスをゴール正面で受けてシュートを放つと、相手DFに当たってコースの変わったボールはゴールに吸い込まれてリードを6点に広げた。

 そして前半アディショナルタイム、クイックリスタートで相手の意表を突いた日本は、中島がGKとの1対1を制してハットトリックを達成。

 2人がハットトリックを達成し、ミャンマーを終始圧倒した日本は7点リードで前半を終えた。

 大量リードを手にした日本は後半から5人を交代。GK櫛引に代えて中村、キャプテンの遠藤に代えて安在、浅野に代えて野津田、山中に代えて亀川、荒野に代えて矢島が入った。

 51分、勢いよくオーバーラップした松原がクロスを上げ、中に走りこんだ鈴木がピンポイントで合わせてこの日4点目を挙げた。

 続く60分、左サイドの野津田がシュート性のクロスをゴール前へ送ると、そこに中島が飛び込んで9-0。中島もこの試合4得点目で鈴木と並んだ。

 最後の30分はシステム変更などもあって得点は生まれなかったが、終始ミャンマーを圧倒した日本は9-0で勝利。先月14日のシンガポール戦(8-1)に続く大勝を収めた。

 ミャンマーに快勝して弾みをつけた日本は、16日にマレーシアへ向けて出発し、現地で直前合宿を行って27日のリオ五輪アジア一次予選の初戦マカオ戦に備える。その後は29日にベトナム、31日にマレーシアと、いずれも中1日の強行日程で対戦する予定だ。

【了】

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