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PSGのブラン監督、チェルシー戦を前に「コスタは挑発が好き」

text by フットボールブルー photo by Getty Images

PSGのブラン監督、チェルシー戦を前に「コスタは挑発が好き」
チェルシーのFWジエゴ・コスタ【写真:Getty Images】

 パリ・サンジェルマン(PSG)のローラン・ブラン監督が自軍のDFたちに、11日のスタンフォード・ブリッジでの一戦でジエゴ・コスタとの揉め事に引きずり込まれないようにと警告を発した。

 11日の試合でPSGは勝利か2点以上を奪ってのドローが必要とあり、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝進出に有利なのはチェルシーとみられている。だが、ブラン監督は選手たちを信頼しており、先月のパルク・デ・プランスでの一戦では、PSGがチェルシーよりも良いプレーをしたと主張した。そのブラン監督は、10日の会見で、コスタと揉め事を起こしてはいけないと話している。

 ブラン監督は「コスタはコンタクトやぶつかり合いが好きな選手で、イングランドにとても適している」と述べた。「彼はチャレンジ、コンタクト、そして相手選手を挑発するのが好きなんだ。彼はそれを必要とするんだよ。それに引っかからないようにすることが大事だ」

 PSGはチアゴ・シウバとダビド・ルイスがセンターバックで出場する見込みだ。ブラン監督は両選手に対し、コスタから挑発されても冷静を保つようにと助言した。

「キャピタル・ワン・カップ決勝のトッテナム戦を見たが、最初から彼はそれを狙っていたんだ。だから、彼に対峙するセンターバックは、効果的に彼を止めなければいけない。彼には素晴らしい肉体があり、技術も優れている。だが、彼はリアクションを引き出そうとするんだ。いつもだよ。アウェーの我々は彼を止めるのにできるだけ効果的にならなければいけない」

 アウェーゴールが必要なPSGだけに、守備でリスクを冒すこととの戦術面でのバランスの難しさがあることは、ブラン監督も認めている。「我々は前に出てラウンド突破を目指さなければいけない」と話した。

「1stレグでは励みになる兆候がいくつかあった。我々の方が良いプレーだったことは正直に言ってきた。だが、明日の試合でチェルシーがより良いプレーをすることもできる。それも分かっているよ。チェルシーが得点を挙げようが挙げまいが、我々は攻めて得点を奪わなければいけない。そしてクレバーになり、自分たちの試合をしなければならない。ソリッドになって、自分たちのチャンスを生かすんだ」

【了】

(※)本記事はインデペンデント紙との独占契約により、Football.Blueが日本での配信を行っています。

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