PSGの新指揮官候補に浮上するベニテス監督【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのナポリを率いるラファエル・ベニテス監督は、今シーズン終了後にクラブを退団し、来季からパリ・サンジェルマン(PSG)の指揮を執るのではないかと見られている。
PSGを率いるローラン・ブラン監督は、2016年まで契約を結んでいるものの、欧州チャンピオンズリーグ・ラウンド16でチェルシーに敗戦すれば、クラブを退団する可能性が浮上している。
仏専門誌『フランス・フットボール』でベニテス監督は「今はナポリでの仕事に集中している。しかし、将来何が起きるかは予言できない。
私はこれまでスペイン、イングランド、イタリアで指揮を執ってきた。リーグアン(フランス)にはスピードと技術センスが備った良い選手が大勢いる。だが、戦術面ではセリエAに劣っているし、試合テンポはプレミアリーグよりゆっくりしている思う。
新しいリーグの挑戦には喜んで応じる。私自身が魅力を感じるクラブから正しいタイミングでオファーがあれば、ナポリを離れることはノープロブレムだ」と他クラブに移る可能性を否定しなかった。
ベニテス監督は、バレンシア、リバプール、インテルの指揮官を歴任し、2013年からナポリの職に就いた。就任初年度は国内3位で欧州チャンピオンズリーグ出場権獲得とコッパイタリア制覇を果たし、2年目となる今季はリーグ26節終了時点で4位につけており、ヨーロッパリーグのラウンド16に進出している。
尚、ベニテス監督のナポリとの契約は今シーズン終了までとなっており、契約延長には未だ至っていない。
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