カリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのFWカリム・ベンゼマは8日、フランス『べイン・スポーツ』のインタビューに応えた。
バロンドールを受賞できると考えているかと聞かれたベンゼマは「前はトップレベルではなかったから、あまり考えたことは無かった」と述べる。しかし、今は「一つの目標。誰もが夢見ることである」と、受賞への意欲を示した。
バロンドール獲得に足りないものについては「ワールドカップ(W杯)の様なタイトルや1年で80ゴール決めることだね。簡単さ(笑)」と、冗談混じりに答えてから「特に重要なゴールを決めることだね」と真剣に述べた。
マドリーで6年目を迎えたベンゼマだが、サポーターやマスコミの眼は厳しい。不当な評価を受けていると考えていないかと聞かれた際、次のように話した。
「それはマドリーと契約を交わした時からだよ。1回のパスミスさえ許されない。当初は辛かったけど経験を積んでいくと慣れてくる。問題は家族だ。僕は自分のプレーが良かったか悪かったか知るために新聞を読む必要は無い。フットボールの知識が豊富でない人でも意見を述べたりするけど、それもサッカー選手の人生の一部だ」
なお常に冷めている表情が見られることによって、努力家でないと言われるが「練習には最初に来て最後に帰っている。練習の後も筋トレしている」と明かした。
また、ベンゼマは「僕が並の選手だったとしたら、クリスティアーノはカメラの前で僕がベストフォワードの一人だとは言わないし、ペレス会長も僕を息子の様に好いてはくれない」と、トップフォワードとしての自信を見せた。
【了】
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