フットボールチャンネル

香川真司 10年前

連勝ストップ。香川が語る出し手と受け手の葛藤「自分を出していかないといけないのかな」

ブンデスリーガ第24節。ドルトムントはアウェイでハンブルガーSVと対戦して0-0のドロー。リーグ戦4連勝と波に乗る中で迎えた一戦、勝利の期待は高かったが得点を奪うことはできなかった。

text by 編集部 photo by Getty Images

「ちょっと楽観的な感じになっていた部分もある」

20150308_kagawa_getty
トップ下として先発した香川真司【写真:Getty Images】

 トップ下として先発した香川真司。しかし、前半のみで交代となった。チームのために自身を犠牲にして“出し手”としてのプレーを続けるが、本来は周りに活かされるべき“受け手”。葛藤する胸中を明かした。

――交代について

「普通に、交代しました」

――ウォームアップのとき、テーピングが見えたが?

「全然体に異常はないです」

――前半、噛み合ないところがあった?

「ありましたね。自分自身もそうですし、チームとしても、ミスが多かったですし」

――ゆったり入ってしまった?

「ちょっとやっぱり、引き締まっていなかったなと思います」

――連勝へのプレッシャーなのか、相手に苦手意識があるのか?

「苦手意識は特に関係はなかったですけど、僕は。ただ、やっぱり連勝をして、ちょっと楽観的な感じになっていた部分もあると思うし、しっかりとまた次の週に向けて準備してやっていきたいと思います」

――ユベントス、シャルケのあたりと比べると、外から見ている限りだとやっぱり違う?

「そうですね、こういう守備的なチームであったり、研究された中でどこまでやれるかっていう、難しいですけど」

――香川選手自身は中盤で上手くボールを貰って出したかったと思うが、タイミングが悪かった?

「タイミングは悪かったですし、距離感も悪かったですし、ただ単にミス、タッチも悪かったので、前半は難しかったです」

1 2

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!