けが人もなく終えたことに安堵するユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ第24節が現地時間7日に開催され、MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントはアウェイでハンブルガーSV(HSV)と対戦してスコアレスドローに終わっている。
4連勝で10位に順位を上げたとはいえ、まだ15位HSVとの勝ち点差は4。ユルゲン・クロップ監督は勝ち点1を得られたことを良しと考えているようだ。
引き分けたことについて「ポジティブだ。ここで得た勝ち点1を勝ち点と同様に感じないのかが私にはわからない」と、勝ち点を得られたことに満足している。そして「HSVとの差はまだキープできているし、勝ち点1を上乗せできた」と、ポジティブな理由を明かした。
試合についても「優勢な場面が少なかった。間違えた時間、間違えたスペースを使ってしまった。前線からのプレッシャーもなかった」と、チームのパフォーマンが良くなかったと感じており「我々のチャンスが少なく、HSVのチャンスが多ければ引き分けは御の字だ」と、明かしている。
また、HSVだけでイエローカードが5枚出る荒れた展開に「けが人も出なかった」と、リーグ戦を挟み、チャンピオンズリーグ(CL)を控えているだけに「スーパーポジティブだ」と、安堵している。
DFBポカール(ドイツカップ)で負傷したFWマルコ・ロイスもこの日は先発フル出場。けがや体調不良で戦列を離れていた選手たちも続々と復帰をしており、残留争いとCLに向けて戦力がようやく整いつつある。けが人を出さず終えられたことがドルトムントにとっては良かったようだ。
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