ディルク・カイトが3年ぶりにアンフィールドへ帰ってくる【写真:Getty Images】
リバプールは5日、今月29日に「リバプール・オールスター・チャリティーマッチ」を開催すると発表した。
3月29日は代表ウィーク中のため、多くのスター選手が参加し、スティーブン・ジェラードとジェイミー・キャラガー氏がそれぞれキャプテンとなってチームを作り、対抗戦が行われる。
これまでにGKホセ・マヌエル・レイナ、MFシャビ・アロンソ、FWフェルナンド・トーレスといったクラブOBに加え、DFジョン・テリー、FWディディエ・ドログバ、ティエリ・アンリ氏ら他クラブの選手・OBの参戦も発表された。
その中から現在フェネルバフチェでプレーするFWディルク・カイトがリバプール公式HPのインタビューに答え、3年ぶりのアンフィールド帰還が決まった今の心境を語っている。
チャリティーマッチへの参加要請を受けたカイトは「本当に興奮したよ。(退団してから)戻れていなかったから、リバプールに帰って、人々を見て、メルウッドに行き、みんなに『やあ、元気?』と言えるのは本当にスペシャルなことだね」と、その喜びを表現した。
しかし、カイト自身が退団してからチームは様変わりしている。それでも「電話でこの試合について聞いたときは本当に感傷的な気分になった」と古巣愛を強調する。
そして、カイトにとってホームスタジアムは特別な存在だ。「アンフィールドでもう一度プレーするチャンスを得て、かつてのチームメイトたちとプレーできるなんてすばらしいことだよ」と語り、試合当日を心から楽しみにしている。
「リバプール・オールスター・チャリティーマッチ」のチケット一般販売は今月11日開始予定となっている。ファンにとって、豪華メンバーによる夢の一戦を見逃す理由はない。
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