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ファン・ハール、ギグス氏との確執報道に「我々は非常に悪い関係」と皮肉

text by フットボールブルー photo by Getty Images

ファン・ハール、ギグス氏との確執報道に「我々は非常に悪い関係」と皮肉
マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督(左)とライアン・ギグス氏(右)【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が、アシスタントコーチのライアン・ギグス氏との間に問題はないと強調した。両者の関係を疑問視する声に怒りを見せている。

 ニューカッスル戦でユナイテッドが決勝点を挙げた際、ファン・ハール監督は叫び声を上げ、喜びをあらわにした。だが、ギグス氏はこのゴールに反応を見せなかった。ファン・ハール監督はギグス氏との関係を問われると、まずは皮肉を込めて返答し、そして質問への苛立ちを見せている。

 ファン・ハール監督は会見で「そうだね。我々の関係は非常に悪い。それには答えられないよ。私はそう噂になってほしいんだ」と述べ、こう続けた。

「この質問には非常に苛立ちを覚える。我々が非常に良好な関係なのは、誰にでも分かるからだ。我々は一緒に大変なハードワークをしている。ライアンだけじゃない。すべてのスタッフ、すべての選手たちと一緒にね。そういう質問はイラつくよ。私はメディアに対して対策を取る。不愉快だ」

 ギグス氏の友人であり、ユナイテッドでチームメートだったポール・スコールズ氏は、ギグス氏が長期にわたってナンバー2の座にとどまることを望まず、クラブを去るのではないかと話している。

 スコールズ氏は『BT Sport』で「疑いないね。彼は昨季の最後3週間しかその座を味わえなかった。監督になりたがっているのは確かだよ」と述べた。

「見れば分かるだろう。これから2、3年と彼が長くナンバー2でいられるかい? 私は、そうは思わない」

 昨季、デイビッド・モイーズ氏が解任されてから3週間にわたってチームを指揮したギグス氏は、4試合をこなして楽しかったとしつつ、「また見習い期間が必要」と話していた。

 ユナイテッドは9日のFAカップ準々決勝でアーセナルと対戦する。両クラブがFAカップで対戦するのは2005年以来のことだ。

 ファン・ハール監督は「一つの試合だ。ハイレベルな11人同士の対戦だね。アーセナルとユナイテッドはリーグで3位と4位だ。ファイナルに近い一戦だと思う」と述べた。

【了】

(※)本記事はインデペンデント紙との独占契約により、Football.Blueが日本での配信を行っています。

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