ファイナンシャル・フェアプレー違反が疑われるインテル【写真：Getty Images】
インテルに重い制裁が課されるかもしれない。4日、イタリア紙『トゥット・スポルト』がUEFAが同クラブに対してファイナンシャル・フェアプレー（FFP）違反を理由に制裁をくだす可能性を報じている。
UEFA本部があるスイス・ニヨンから漏洩した情報によれば、UEFAはインテルに600万ユーロ（約8億円）の罰金、移籍市場での制限（獲得のためには売却を要するなど）、欧州大会においてのAリスト登録を21名に制限といった処罰を与える可能性があるとのこと。
実際にこの処罰がくだれば、インテルのエリック・トヒル会長は計画を変更せざるをえないだろう。とりわけ大きな影響があるとみられているのは、主力選手放出と監督人事だ。ビッグクラブから引く手あまたのFWマウロ・イカルディ（22）やGKサミール・ハンダノビッチの放出は不可避ではないかとみられている。
また、今季途中就任したロベルト・マンチーニ監督の座も危ういものとなっている。同指揮官の年俸450万ユーロ（約6億円）はインテルの財政にとってあまりにも大きく、またパリ・サンジェルマンといったクラブが招聘を狙っているとされている。直近5試合で5勝1敗と波にのりつつあった同クラブだが、未だ解決しなければいけない問題は山積みのようだ。
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