ミランが目指す”コンテ式トレーニング”とは【写真:Getty Images】
未だかつてない不振に陥っているミラン。そんなチームの改革として、同クラブは”コンテ式トレーニング”の導入に踏み切るかもしれない。4日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
今季ミランの不振の原因の一つとなっているのは、度重なる主力の負傷だ。現在ミランが抱える負傷者は10人。FWステファン・エル・シャーラウィ、MFリッカルド・モントリーボ、MFナイジェル・デヨング、DFマッティア・デ・シリオ、DFイグナツィオ・アバーテ、DFアディル・ラミ、DFクリスティアン・サパタ、DFクリスティアン・ザッカルド、GKミカエル・アガッツィ、FWハキム・マストゥール…指揮官のフィリッポ・インザーギ監督は悲惨な状況に追い込まれている。
ミランの負傷者に悩まされる問題は近年継続した問題であり、同クラブはかつて最先端を走り続けてきた”ミラン・ラボ”の改革に挑戦し続けてきた。しかしながら、その成果もみられないことから、今回コンディション調整に定評のある現イタリア代表監督アントニオ・コンテ氏のトレーニング・メソッドを導入すると噂されている。
コンテ監督はユベントス監督時代、最先端技術を駆使することで筋肉系の負傷を軽減することに成功していた。果たして”コンテ式トレーニング”はミランの負傷問題を解決してくれるのだろうか。
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