モハメド・サラーのゴールでインテルをくだしたフィオレンティーナ【写真:Getty Images】
【インテル0-1フィオレンティーナ セリエA第25節】
セリエA第25節が現地時間の1日に行われ、インテルはホームでフィオレンティーナと対戦した。
インテルの指揮官ロベルト・マンチーニ監督はMFジェルダン・シャキリに代わって、好調のMFマテオ・コバチッチをトップ下に選択。ツートップは2試合連続でFWマウロ・イカルディとFWルーカス・ポドルスキのコンビとなった。
両チームのスターティングメンバーは以下。
インテル(4-3-1-2)
GK:サミール・ハンダノビッチ
DF:ウーゴ・カンパニャーロ、ネマニャ・ヴィディッチ、ファン・ジェズス、ダビデ・サントン
MF:マルセロ・ブロゾビッチ、ガリー・メデル、フレディ・グアリン
マテオ・コバチッチ
FW:ルーカス・ポドルスキ、マウロ・イカルディ
フィオレンティーナ(4-3-3)
GK:ネト
DF:ネナド・トモビッチ、ゴンサロ・ロドリゲス、ステファン・サビッチ、マヌエル・パスクアル
MF:アルベルト・アクイラーニ、ミラン・バデリ、ヤスミン・クルティッチ
FW:ヨシプ・イリチッチ。クマ・ババカル、アレッサンドロ・ディアマンティ
序盤は両チームともに相手にスペースを作らせない緊迫した展開が続く。
9分、初めに大きなチャンスを作り出したのはフィオレンティーナ。バイタルエリアでFKを獲得すると、イリチッチがゴール右下に素晴らしいシュートを蹴りこむ。しかし、ここはハンダノビッチが素晴らしいセービングで弾き出した。
16分、再びフィオレンティーナにチャンス。左サイドからのシンプルなスルーパスにババカルが抜けだすと、コースを変えて直接ゴールを狙う。しかし、ここもハンダノビッチが何とかコースを変えた。
しかしインテルも反撃する。20分、セリエAで2試合連続キャプテンマークを巻くグアリンが右サイドでドリブル突破。相手DF2人を抜きクロスを放つも、ここは通らない。
34分、グアリンが再び調子の良さを見せつける。バイタルエリアでボールを奪うとそのままDFをかわして強烈なミドルシュート。ボールは惜しくもファーポストに直撃した。
42分、フィオレンティーナがアクシデントに見舞われる。FWババカルがももを負傷し、MFモハメド・サラーを登場させる。
そのまま前半は両チーム無得点でハーフタイムを迎える。
後半、ついにフィオレンティーナが均衡を破る。55分、左サイドからパスクアルがアーリークロスを放つと、ハンダノビッチがクリアしたところにサラーがつめて先制点をマークした。
しかし58分、インテルにもチャンスが生まれる。ロングフィードからイカルディが抜けだすも、DFが懸命のクリアで阻止する。
流れを変えたいインテルは65分にポドルスキに代えてジェルダン・シャキリを投入。続く72分にはコバチッチに代えて、FWロドリゴ・パラシオを投入する。
その後、最後まで猛攻をみせたインテルだが、チャンスを決め切ることができない。結局試合は1-0で終了。フィオレンティーナが1999-2000シーズン以来となるジュゼッペ・メアッツァでの勝利を飾った。
【了】