先制ゴールを決めたオリビエ・ジルー【写真:Getty Images】
【アーセナル エバートン プレミアリーグ第27節】
プレミアリーグ第27節が現地1日に行われ、4位アーセナルは14位エバートンをホームに迎えた。
先月25日のCLモナコ戦での3失点大敗を受け、ヴェンゲル監督はメルテザッカーからレギュラーの座をはく奪。代役に冬の移籍市場で加入したばかりのガブリエルがリーグ戦初先発を果たした。
アウェイに乗り込んだエバートンは木曜日にELを戦ったばかりで、中2日での試合となる。
ディフェンスにテコ入れをしたアーセナルだが、守備の拙さはモナコ戦と変わらなかった。
17分、ガブリエウがハイボールの処理にもたついたところをルカクが攫い、GKと1対1に。しかし、守るオスピナは絶妙な飛び出しでルカクにシュートを打たせず、タッチラインに逃れて事なきをえた。
じっくり好機をうかがうアーセナルは、モナコ戦で決定機を外し続けて批判を浴びていたジルーがゴールに迫る。
27分、A・サンチェスが左サイドからクロスを上げると、中央でジャギエルカのマークを外したジルーがダイビングヘッド。ボールは惜しくもゴール左に外れたが、可能性を感じさせるプレーを見せた。
そして39分、待ちに待った瞬間がやってくる。右からのCKに対し、絶妙な動き出しでマークを振り切ったジルーが汚名返上となる先制弾を流し込んだ。
後半もエバートンに得点を許さなかったアーセナルは、89分に途中出場のロシツキにもゴールが生まれ、最終スコア2-0で試合終了。
モナコ戦の敗北を払しょくする勝利を挙げた。この試合に勝利したアーセナルは次節、4日にアウェイでQPRと戦う。
【了】