ファンハール監督の獲得希望リストに挙がったと言われるMFケヴィン・デ・ブルイネ【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガで2位を走り、ヨーロッパリーグ(EL)ベスト16に進出した好調ヴォルフスブルク。その原動力となっているのが、ベルギー代表のMFケヴィン・デ・ブルイネだ。
リーグで独走と見られていたバイエルン・ミュンヘンとの一戦では2得点1アシストで大勝に貢献している。そのデ・ブルイネにマンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が関心を抱き獲得希望リストに挙げているようだ。27日の英紙『デイリー・エキスプレス』が報じている。
同紙によれば、ユナイテッドは夏の獲得に向け4100万ユーロ(約57億4000万円)の準備があるという。
チェルシーで出場機会の得られなかった同選手はヴォルフスブルクヘ移籍。2019年までの契約を結んだ。契約には解除条項は盛り込まれてないと言われており、代理人も「うまくいっているときは、いつでも(他チームからの)関心がある。でも、ケヴィンは今いる場所でとても幸せだ。彼は出場機会を望んでおり、それが今はできている」と、同選手がプレー機会を望んでいることを明かしている。
そしてヴォルフスブルクは最低でもチェルシーに支払った移籍金2200万ユーロ(約30億8000万円)を上回る金額でないと放出はないとされている。
しかし、ユナイテッドの提示金額はそれをはるかに上回るものであり、デ・ブルイネ自身も「いつかはヨーロッパの大きなクラブでプレーしたい」と、話している。
資金も豊富で、来季チャンピオンズリーグ(CL)に出場の可能性が高いヴォルフスブルクもビッグクラブの素質は十分にある。移籍の可能性は限りなく低いと考えられる。
はたして代表の”赤い悪魔”はクラブでも”赤い悪魔”になってしまうのだろうか。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→