元イングランド代表主将のMFデイビッド・ベッカム氏が27日に放送されるトーク番組『グレアム・ノートン・ショー』で、2000年8月にウェンブリー・スタジアムで行われたチェルシーとのチャリティ・シールド(現:コミュニティ・シールド)で、試合前に当時の監督アレックス・ファーガソン氏に「髪を剃れ」と言われたエピソードを語った。26日の英紙『インディペンデント』など複数メディアが報じた。
ベッカム氏は当時のファーガソン氏とのやり取りを次のように語っている。
「僕がキックオフの1時間前に控室にいた時、サー・アレックス・ファーガソンが僕の頭を見て剃るように言ってきた。僕が嫌だと言うと彼の顔が豹変したから、僕はトイレで頭を剃った。彼は本当に厳格な人だった。彼は選手全員にプロとして振る舞うようにしつけていたし、彼は僕のモヒカンが相応しくないと感じた。ウェンブリーでプレーした時だったから、彼は的を射ていた」
一方、ベッカム氏は世界中で流行した自身の髪型について、「いくつかはダサかった。トップノット(頭頂のまげ)は悪くなかったけど、コーンブレイズ(コーンロウ)はひどい選択だった。イングランド代表と南アフリカを訪れてネルソン・マンデラ(当時の大統領)と会った時だったからタイミングが悪かったし、あの髪型には後悔している」と話した。
なお、ベッカム氏は2003年にレアル・マドリーへ移籍した際、ファーガソン氏との不和が原因とされた報道を改めて否定している。
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