アーセナルのFWジルー【写真:Getty Images】
アーセナルは現地25日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の1stレグで、格下と見られていたモナコに1-3のスコアでまさかの敗戦。試合後、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、得点機をことごとく外したFWオリビエ・ジルーに苦言を呈している。
57%のボール支配率で相手を押し込めたアーセナルだったが、国内リーグとCLグループリーグで最少失点を誇るモナコの守備を崩し切れず、なかなかゴールが奪えない状況が続いた。なかでもジルーは3、4度の決定機を生かすことが出来ず、60分に早々と交代を命じられた。
英紙『デイリー・スター』によれば、この日のジルーのパフォーマンスについてヴェンゲル監督は「今日は彼の日ではなかった。簡単なチャンスでミスを繰り返した。最高だったとは言い難い。
我々は最初の20分で試合を決定付けることができたかもしれない。だが、(ジルーが犯した)イージーなミスはこのレベルの戦いにおいて致命傷になる。メンタル面でも研ぎ澄まされた状態ではなかった」と不満を吐露。
「選手たちが呑気にプレーしていたとは信じたくないが、鋭さを失っては勝てるものも勝てなくなる。フットボールは紙面の上で語られるものではない。今夜はモナコがそのパフォーマンスを見せたということだ」とチームの出来に納得していない様子を見せた。
アーセナルは3月17日にアウェイでモナコと2ndレグを戦う。ベスト8進出へ最低でも3ゴールが必要なガナーズは、ジルーを含めた攻撃陣の奮起が期待される。
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