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ACL開幕! 柏は押し込まれながらもアウェイでスコアレスドロー

text by 編集部 photo by Getty Images

ACL開幕! 柏は押し込まれながらもアウェイでスコアレスドロー
柏レイソルは押し込まれながらもスコアレスドロー【写真:Getty Images】

【全北現代モータース 0-0 柏レイソル ACLグループリーグ第1戦】

 AFCアジアチャンピオンズリーグのグループリーグ初戦が24日に行われ、柏レイソルはアウェイで韓国の全北現代モータースと対戦した。

 柏レイソルは17日に行われたプレーオフのチョンブリ戦のスターティングメンバーから茨田とクリスティアーノが外れ、エドゥアルドと栗澤が先発出場。

 鈴木、増嶋、エドゥアルドが3バックを形成し、中盤の底に大谷と栗澤、右WBにキム・チャンス、左WBに輪湖、そしてレアンドロ、工藤、武富が3トップを組んだ。

 全北現代は今冬FC東京から加入したエドゥーや、アジア杯で評価を高めたハン・ギョウォンらベストの布陣で柏を迎え撃つ。

 試合は序盤からホームの全北現代が激しいプレッシングで柏の選手たちに襲い掛かる。オフサイドに救われたが、それがなければ確実にゴールになっている場面を2度も作られた。

 その後も柏は耐える展開が続き、前半放ったシュートは全北現代の7本に対して3本だったのに加え、危険なエリアの侵入した回数でも全北現代に圧倒されてしまった。

 後半に入っても変わらず主導権を握るのは全北現代。57分には10番のレオナルドを投入してギアを上げる。

 対する柏は60分に工藤を下げてクリスティアーノを投入。前線にエネルギーを注入する。

 しかし、両チームとも90分で得点を奪うことができず、スコアレスドローに終わった。柏は無失点ながらチョンブリ戦で見せた守備の課題を完全に克服できておらず、個々の力で何とか乗り切った。間近に迫ったリーグ開幕や、ACLの戦いに向けて改善できるだろうか。

 柏のACLグループリーグ第2戦は来月3日、ホームでのビン・ズオン戦。Jリーグ開幕戦は同じ週の7日、アウェイ神戸戦だ。

【了】

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