レアル・マドリーのFWヘセ・ロドリゲス【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのFWヘセ・ロドリゲスは22日のエルチェ戦で、試合終了30秒前からピッチに立った。同選手がアンチェロッティ監督に不満を見せている瞬間をスペインTV『クアトロ』に撮られた。
後半、およそ40分アップしていたヘセは、アンチェロッティ監督にユニフォームを着るよう命じられてからピッチに入場するまで、ベンチにいたセカンドコーチのフェルナンド・イエロ氏に「こんな扱い方をしてはいけない。40分間もアップしていたというのに」と、愚痴をこぼしていた。
更にヘセはベンチに座っている時、左手用の手袋を膝に叩きつけたりするなど、不満を露にする態度が見られた。
アンチェロッティ監督は試合後、記者会見で「時間を稼ぐための交代だった。3分前に行われる予定だったがボールはピッチ内から出なかった」と、現地でも同監督のヘセへの扱いが疑問視された判断について説明した。
ヘセが長期離脱から復帰して2ヶ月半以上が経ったが、公式戦には12試合(267分)しか出場しておらず、スタメンとしてプレーしたのは1月2日にドバイで行われたミランとの親善試合のみである。
なおアンチェロッティ監督も「ベイル、ベンゼマとクリスティアーノが万全な時は必ずプレーする」と、断言している。最前線の優先順位は決まっており、ヘセは当分控えに回りそうだ。
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