リバプールのブレンダン・ロジャーズ監督【写真:Getty Images】
現地時間22日、サウサンプトン対リバプールの一戦が行われ、アウェイのリバプールが2-0で勝利した。
試合は、サウサンプトンにPKが与えられてもおかしくないシーンが何度かあったが、主審のケビン・フレンドがPKを与えることはなかった。同日付の英メディア『ESPN』が両チームのコメントを伝えている。
サウサンプトンのロナルド・クーマン監督は、この判定に納得できていないようだ。「フィリップ・ジュリチッチに対する、エムレ・ジャンとジョー・アレンのタックルのどちらかはPKを与えられるべきだった」と主張。
「我々はリバプールよりもボールを保持し、チャンスも多く作っていた。だから、主審の判定には不運というしかない。2つ目のシーンは明らかにPKだった。選手のパフォーマンスには満足しているが、この結果はとても残念だ」と、特にアレンのプレーでPKがあったことを指摘した。
一方、リバプールのブレンダン・ロジャーズ監督の意見は異なるようだ。「最初(ジュリチッチに対するジャン)のプレーは、相手があまり簡単に倒れてしまった。こういった試合では、審判はプレッシャーにさらされる。しかし、ケビンは素晴らしかった。彼の決定は、すべて正しかったよ」と主審を擁護した。
また、指揮官はチームの好調ぶりを感じているようだ。「我々は難しい時期を過ごしていたが、良くなってきている。今日の勝利は素晴らしかった。ここまでは非常に困難な道のりだったが、ヨーロッパリーグ(EL)で良い結果を収めることで、選手はさらに自信を得ることだろう」と、26日にアウェイで行われれるベジクタシュとのEL・2ndに対する意気込みを見せた。
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