バーンリー戦でのモウリーニョ監督【写真:Getty Images】
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が22日、イギリス『スカイ』のテレビ番組に出演した。その中で21日に行われたバーンリー戦で中盤の要、ネマニャ・マティッチがアシュリー・バーンズから受けた危険なタックルについて言及した。
試合序盤からバーンズは度々危険なタックルを仕掛ける場面が見受けられており、ブラニスラフ・イバノビッチが怒りを露わにするシーンも見られた。
特に問題となったのは70分、バーンズがマティッチに対してスパイクの裏を見せた激しいタックルを見舞ったシーン。これに激昂したマティッチはバーンズを突き飛ばし、レッドカードを提示された。このプレーでバーンズに警告は出ていない。
モウリーニョはこれについて「マティッチは幸運だった。なぜならあの(バーンズの)タックルでキャリアを終える可能性があったからだ」と、バーンズを激しく非難した。
そして「フットボールには常に感情がついてまわるものだ。時にはその感情を抑えきれなくなることがある。マティッチにはそれだけの理由があった」と、マティッチの行動を擁護している。
今季、モウリーニョは「チェルシー反対のキャンペーンが行われている」とコメントするなど、再三審判の判定に対しても苦言を呈していた。
キャピタルワン・カップ準決勝第2ndレグ、リバプール戦でエムレ・ジャンを踏みつけたFWジエゴ・コスタは3試合の出場停止を受けたが、マティッチも同様に3試合の出場停止処分が下されると見込まれている。
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