貴重な同点弾をたたき込むGKマルビン・ヒッツ【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ第22節が現地時間21日に各地で開催された。
この日開催されたアウグスブルク対レバークーゼンの試合で、ブンデスリーガ史上3人目の記録を達成した選手が現れた。
レバークーゼンが1点リードで迎えた後半アディショナルタイム。CKを得たアウクスブルクは、GKマルビン・ヒッツが前線に上がった。右からのCKに味方と相手が競り合いボールはヒッツのところへ。
ヒッツはゴールを背にしていたが、反転して右足でシュート。次の瞬間スタジアムは歓喜の渦に包まれた。ヒッツのシュートはゴールネットに突き刺さり、見事同点ゴールとなった。
昨年日本ではJ1昇格プレーオフ準決勝で、モンテディオ山形のGK山岸範宏がCKから見事なヘディングシュートを決め話題となったが、ドイツでも同様にブンデスリーガ史上3人目の快挙としてヒッツのゴールは大きく取り上げられている。
ゴールの瞬間、ブンデスリーガの実況は「(リオネル・)メッシでもない!(ロベルト・)レバンドフスキでもない!決めたのはヒッツ!」と、興奮をあらわにしている。
貴重な得点でヒーローとなったヒッツは「監督を見たら僕に前線に上がれと指示していた。だから前線に上がったらいいボールが来たんだ。正しい場所にいることができたよ」と、冗談交じりに明かした。
ブンデスリーガの中でゴールを決めたのは以下の通り(所属は当時)。
イェンス・レーマン(シャルケ):1997年12月19日
フランク・ロスト(ブレーメン):2002年3月31日
マルビン・ヒッツ(アウクスブルク):2015年2月21日
【了】
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